名前のわからない花
私の家の庭には、名前の分からない花がいくつも咲きます。
それは株分けして貰ったり、珍しい山草を戴いたりした有難い花々。
そして友人のご主人が挿し木してくれた数々の難しい名前の薔薇たち。
名前が分からないまま毎年花を愛でています。
花木の名前に詳しい母と散歩すると、
聞いたこともない名前の珍しい花までも教えてくれたものですが、
一向に頭に入っていないのは興味不足だからでしょうか?
話は変わりますが・・・私の仕事は主に興味付けです。
例えば、楽譜の中には、たくさんの音楽記号があるのですが、
知らないまま弾いているのは勿体ないのです。
作曲家たちが残してくれたメッセージなのですから。
そこで音楽記号カルタというのを作って神経衰弱ゲームのように覚えてもらっています。
まずは、簡単な記号から。そして読むのも難しい表現記号まで。
すると、楽譜の中に自分の知っている記号を見つけ出した時には
「〇○でしょ!」と大発見をしたかのようです。
「テキストに〇○って書いてあるよ」と私に言われるよりも先に、自分で見つけた方が絶対良い!
こんなゲームが数種類あって、各自で色々チャレンジしながら力を付けています。
でも、得意不得意があるのは当然の事です。そのうちできるようになれば良い!