たのしい音楽教室のブログです

日々のレッスンで感じる事・思う事を綴っています。

クラッシック率の低い発表会

今年の発表会が終わり、ホッとしたと同時に色々な反省点が次々と思い浮かぶ。
回数を重ねればいつかは慣れると思っていたけれど、きっと慣れる事はないのだと諦めた。

さて、問題は選曲の偏りだ。
私の教室の特徴はポピュラー音楽が大半を占めている事。
選曲の際に弾いてみたい曲・個性が光る曲などを考慮していると、そうなってしまう。
今年はクラッシック率25%だった。
これでも、いつもの年よりは高い。
一般的ピアノの発表会を想像している人にとっては驚きのプログラムだと思う。
いつだったか昔、プログラム作成時にクラッシックが一曲しかない事に気づいて焦った。

こんなピアノの発表会は他にあるのだろうか?
いつもそう思うけれど・・・選曲時にご本人の意思を大事にするとポピュラー率が上がる。
と言うか、もしかしたら私の影響か?
私の視野が狭いのか???
クラッシック音楽の素晴らしさを伝えるために私自身が変わらねば!
そして、もっと幅広い音楽をプログラムに組み込めるよう心がけようと心に誓った。

2024年04月01日

魔法の言葉

魔法の言葉をよく発する人がいるのでご紹介します。
「うん。分かった。たぶん出来ると思う!」です。
不思議なのですが言ってしまえば、本当にできるんです♪

分からない時は「分からない」とはっきり言い、
分かるまで説明する事で→「うん。分かった。たぶん出来ると思う!」と言葉に出して言う。
あるお父さんの子供さんへの教えなのですが、これを実行しているのが偉い!
ちょっと難しいなと思う宿題も必ず(出来る範囲で)前進させているのです。

時折「ムズイ」を連発する子供たちがいるのですが、敢て「カンタン」って言ってごらんと言うと、余計に「ムズイ、ムズイ、ムズイ」となる。

かくいう私も練習中に思わず「難し~い」と発している(笑)
難しいと感じたら、一呼吸おいて「たぶん出来ると思う」と言うようにしたい。

とは言ったものの、これが案外●●●●●

2023年09月27日

ストリートピアノ

「コナン空港でピアノ弾いてきました」
「倉吉のパープルタウンでピアノ弾いてきました」
「東京都庁でピアノ弾いてきました」という事後報告にびっくり!
有名なユーチューバーが弾きに行ってる あの東京都庁でピアノを弾いたの?
私の生徒達は何て勇気があるんだろう!と驚いてしまった。

たまたま行った場所にピアノがあって友達や家族に弾いてみたら?と言われて弾いた人。
ストリートピアノを弾くためにそこへ行った人もいる。
どちらもピアノを弾く事を楽しんでくれている事がとても嬉しい。

そして学校の合唱の歌伴奏を引き受けた人も数名。
自分の力で譜面と向き合って、ほぼ自力で弾けてから最終チェックに聴かせてくれている。
いつの間にこんなに楽譜を読む力がついたのかと、成長ぶりに感動。
楽譜を読む力がつけば大人になって教室に通わなくなっても一生ピアノを楽しめる。

全員がこういう状況あれば私の苦労は無いのですが・・・人それぞれなので、
ストリートピアノなんて弾きたくなくてもOK!
合唱の伴奏なんて引き受けたくなくてもOK!

数年後数十年後にピアノ習っていて良かった・・・と思ってもらえるように。
頑張るキッカケ作り・目標づくりが私の仕事かもしれない。

2023年08月20日

初心を思い出す一日

今日、買い物から丁度帰ってきた時に
可愛いワンちゃんとお散歩中の方が近寄ってこられて
「こんにちは。〇○です。」と話しかけられてビックリ!
数十年前にYAMAHA音楽教室の新講師だった時の生徒さんのお母様だったのです。
お声をかけて下さって、お話できて今日は初心を思い出す一日となりました。

十人グループの中に男の子が一人だったのですが、彼は長続きしました。
確か・・・高校3年までエレクトーンを続けたと記憶しています。

レッスンの記憶というか、ほとんどおしゃべりして笑わせてもらった記憶です。
そのレッスンを思い出しながら思った事があります。

色々なお子さんのタイプによってレッスンの仕方は変えるべきなのに、
いつの間にか”この時期までにはこんな力を付けてあげたい”と
指導者目線でレッスンしてしまう事がありますが、
それよりも、生徒さんとの関係性が良いという事が一番大事だと。

一人一人の生徒さんの個性をしっかり見極めて楽しいレッスンができるように
今まで以上に、頑張ります♪

2023年04月03日

新年早々の落胆(笑)

今年のお正月 とても楽しみにしていた事がありました。

それは・・・藤井風さんの「ねそべり紅白」
2021年2022年と続けて配信されたので、てっきり今年もあると・・・。
どうしてマネージャーの"ずっずさん"はお知らせしてくれないの?と思いながら。
勝手に思い込んでワクワク待っておりました。
待てど暮らせど、そんな配信はありません。
全国8都市16公演のアリーナツアーが1月14日から始まりますもの。

勝手な思い込みによる新年早々の落胆(笑)
我ながらマヌケです。
こんなことは日常茶飯事です。怖いですね~。

さて、今年の目標は、溢れかえった楽譜の山を ジャンル別&難易度別に分類しよう!
いつの間にか増えすぎたレッスンスタンプも 使いやすい収納方法を考えよう!
ちょっとだけ筋トレしよう!
昨年から始めたある構想を進展させよう!
健康で明るい気持ちで日々を送ろう!

今年も「楽しく・分かり易いレッスン」を目指して頑張ります♪
皆様 どうぞ宜しくお願い致します。

2023年01月12日

いつからでもピアノは始められる

今年の3月からピアノを始めた現在中学1年生の男子とのレッスンがとても面白い。

「最初からカッコイイ曲は弾けないよ。基礎から頑張れる?」
こんな風に少し心配しながらスタートしたものの・・・
彼はとても真面目に取り組んでくれて、あっという間の成長をみせてくれた。
(小学1年生から始めて3~4年かかるレベルまで半年かからなかった。)

一生懸命は最強!ドンドン吸収してグングン成長していく。
「本人の気持ちが一番大切」という事を改めて気づかせてくれた。

数か月後、今度は5年生の男の子が"特技を増やすために”と入会。
先述の彼の成長を楽しみにしている私のワクワクした気持ちが引き寄せたのかもしれない。
それにしても、男の子率が高いのは何故だろう(笑)

嫌々ピアノに通っている状態になった時、一旦ピアノから離れるのも有りかもしれない。
常々そう思っているものですから、
「やめたい」と言われても、ほぼ引き止める事はしません。
何かのキッカケで"ピアノをもう一度弾いてみたい"と思った時、また始めれば良いのです。

でも・・・こんな事もありました。
一旦辞めた人が高校生になって再チャレンジ!
その時「私、なんであの時辞めたんかなぁ・・って思う」
「どうして辞めたんだった?」という私の問いかけに
「あの時は、遊びたかった。」(笑)

一旦辞めてしまった人も、これから始める人も、
いつからでもピアノは始められるんですよ♪

子供の頃に習っていたピアノを大人になって再チャレンジされる方もいらっしゃいます。

ボケ防止に良いとされるピアノ・・・私も自分のために頑張らねば!

2022年10月10日
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